ジャニーさんと走り続ける…こよなく愛した「SHOCK」開幕

KinKi Kids・堂本光一(40)が主演する人気ミュージカル「Endless SHOCK」の大阪公演が11日、大阪市の梅田芸術劇場で開幕した。2000年の初演から作・構成・演出を務めてきたジャニー喜多川さん(享年87)が7月に死去してから初の「SHOCK」。光一は「ジャニーさんが自分の中にいるような感覚」と感無量。ジャニーさんの座右の銘で、劇中のテーマでもある「Show must go on(何があってもショーは続けなければならない)」を胸に走り続けることを誓った。

 暗転した劇場内に、オーバーチュア(開演前の序曲)が響く。紗幕(しゃまく)に「Johnny H.Kitagawa」と浮かび上がり、キャスト全員が薄くライトアップされると、大きな拍手がわき起こった。ジャニーさんがこよなく愛した、「SHOCK」の幕が上がった。

 天国の恩師が唱え続けた「Show must―」がテーマ。劇中で、主人公コウイチは瀕死(ひんし)の重傷を負い、魂になったとしてもなおショーを続ける。現実とリンクするような展開に、光一は「不思議な感覚。ジャニーさんが自分の中にもいるような…。ドラマや映画なんかのカッコつけたせりふで『心の中で生きている』ってあるけど、本当にそういうことあるんだな、って」と語った。

 「ひとつ苦しめば、ひとつ表現が見つかる。ひとつ傷つけば、またひとつ表現が作れる」。クライマックス、喪失を嘆く仲間たちにコウイチは語りかける。「演じながら、いろんな思いを受けました。ジャニーさん、それを見越してたのかな、と思うぐらい」。時には大ゲンカしながらも、手を取り作品作りを続けてきたジャニーさんとの日々がよみがえってきた。

 現在、帝国劇場で公演中の「ドリームボーイズ」ではジャニーズアイランドの滝沢秀明社長(37)とタッグで演出に入った。「完全に裏に回るのは初めての経験。若い子たちのエネルギーって、粗削りであったとしてもすごくて。ジャニーさんはこのエネルギーが好きで、それをお客さまにも喜んでもらうことが生きがいだったんだって」。心がつながった気がした。

 「滝沢がジャニーさんの言っていることを具現化するタイプだとしたら、僕がやりたいのはストーリーの魅力を引き出すお手伝いをすること」と光一。「ジャニーさんの名を汚してはいけないという思いはずっとあるし、求められれば今後もやっていきたい。ジャニーさんは『タレントはタレントが育てる』という感覚の人。今まで以上にしっかり後輩を見ていけたら」。光一が走り続ける限り、ジャニーさんの夢は終わらない。

 ◆Endless SHOCK 2000年に初演され(当時は「MILLENNIUM SHOCK」)、以降、毎年上演が続くミュージカルシリーズ。初演以降、全公演即日完売という人気作で、この日の公演終了時で公演回数は1701回となりミュージカル単独主演記録を更新中。05年から光一が脚本作りや演出も兼任し、ブロードウェーでショーの頂点を目指すコウイチ(光一)の挑戦を描くストーリーになった。大阪公演は10月5日まで同所で。

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