ジャニーズと吉本芸人ばかりの同じような年末年始番組が、少しは変わるのか

この時期、各テレビ局では年末年始の特別番組の企画が固まり、制作部門のプロデューサーやディレクターはキャスティングや収録に忙しいが、今年はとくに頭の痛い問題があるという。働き方改革で、スタッフたちの作業時間に制約があるだけでなく、政府の公正取引委員会の目を気にしなければならないのだ。

 公取委は8月に、「芸能事務所が独立したタレントを使わないようにテレビ局に圧力をかけるのは独占禁止法違反」という指針を提示したが、使わないテレビ局も、持ちつ持たれつの関係とみられているからである。

 具体的には、SMAPの稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾がジャニーズ事務所をやめた後、地上波テレビのレギュラー番組が、次々になくなったことを問題視していて、“改善”がみられないようなら、次はテレビ局がやり玉に挙がるのは必至だ。

「お役所の政府が、芸能界やテレビのことがわかるのかとナメていたら大間違いです。専門の研究員がいて、関係者を呼んで事情聴取をするんです。この年末年始に、相変わらず元SMAP3人の出演がまったくないようなら、注意を受けるかもしれませんね」(テレビ番組制作会社幹部)


チェックが入っているのは、ジャニーズ事務所だけではない。出演契約が不明朗な吉本興業なども、もちろん対象だろう。


 公取委の指針では、人気タレントと売れないタレントの抱き合わせ営業も独禁法違反とされている。年末年始特番で、聞いたこともない芸人がバラエティー番組のひな壇にぞろぞろ並んでいたら、こうした疑いが出てくる。

「そうはいっても、テレビ局が公取委のご指導どおりにやって、事務所が『仕方ないですね』と納得してくれるかといったら、絶対そんなことはありませんからね。必ずしっぺ返しや嫌がらせがありますよ。マネジャーさんには、春の番組改編や特番で埋め合わせしますから、年末年始は勘弁してくださいなんて言い訳しながらやってます。もっとも、元SMAPの3人は、いまや地上波に出演するだけで話題ですから、やはり使いたいのが本音ですよ」(正月番組プロデューサー)

 ジャニーズと吉本芸人ばかりの同じような年末年始番組が、少しは変わるのか。期待したい。

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