ジャニー氏「人生で一番嬉しかった」日のこと

ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏が9日、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で亡くなった。87歳。裏方の自分が「表に出るべきではない」と生涯、支える立場の人間としての生き方を貫いた。滝沢秀明氏が18年いっぱいで芸能界を引退し、プロデューサーに専念した際、タレント時代の写真も含めて写真を使わないでほしい、と要請したのも“ジャニーイズム”の表れだった。そんなジャニー氏だが、自ら主人公となった日のことを嬉しそうに明かしたことがある。


 2015年10月。舞台「ジャニーズ・ワールド」の会見後の取材会でのこと。3日前の23日、自身の84際の誕生日に滝沢氏が発起人となり、近藤真彦、少年隊・東山紀之、SMAP・中居正広らをはじめ、所属タレント約100人が結集した誕生日会が開催されたことを自ら記者に明かしたのだ。

 「作戦(立案)者は滝沢みたいです。(お店の)入り口でガードマンをしているんですよ」。滝沢氏がインカムをつけてタレントを誘導し、完ぺきなまでに会を“演出”。事務所スタッフが関与しないタレントだけ、しかもそうそうたる顔ぶれが勢揃いしたことに「感動しましたね。(タレントたちは)立派に成長した」と目を細め、「本当に楽しい会話で夢があった」と喜んだ。ジャニー氏はこの誕生会を「人生で一番嬉しかった」と語っていたという。誕生会は滝沢が“幹事”となり14年にも開催されていた。

 15年の誕生会ではジャニー氏とタレントの似顔絵が描かれた約1・5畳サイズの絵がプレゼントされ、「びっくりした。やっぱりタレント、よく考えている」と感激。タレントもそれぞれプレゼントを用意しており、タッキー&翼はけいこ場で使えるリクライニングができるイス、生田斗真は虎柄のマフラーを贈っていた。

 この会でマッチと東山が「絶対、何があってもジャニーさんへの感謝を忘れちゃいけない」と後輩たちに話していたという。

 ジャニー氏は「マッチ(近藤)が『このおじちゃんは怖かったんだよ。丸く柔らかくなったけど』と言ってます。SMAPも(怖いと)言うんだけど、僕は記憶にまったくない。必死のあまり、(説教に)なることもあるだろうし」と笑顔で語り、「自分には鉄仮面みたいにいくつもの顔があるのかなと思いつつ、でも気持ちは一つなんです。自分は年取っちゃったなというのが現実ですよ」とジャニーズ事務所設立から半世紀の日々を振り返っていた。

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