世界の山P 万国共通である“心”を通じ合わせて

歌手で俳優の山下智久(34)が、全編英語セリフのドラマに初挑戦する。日欧共同制作のHuluオリジナルドラマ「THE HEAD」(来春配信、全6話)に出演することが17日、発表された。

 米ドラマ最高峰・エミー賞受賞作「ホームランド」のラン・テレム氏が総指揮を手がけ、南極の科学研究基地を舞台にしたサバイバルミステリー。山下以外のキャストは全員欧米人で、山下は“日本代表”としてメインキャストの研究員の1人を演じる。世界30超の国と地域で放送と配信を予定している。

 撮影は約3か月、スペイン、アイスランドと全編海外で行われる。自身の新境地とするべく山下は「参加が決まったときは喜びと同時に『この作品の一部にちゃんとなりたい』という思いを抱きました」と気持ちを高ぶらせた。

 「山Pのkiss英語」(14~15年、フジ系)をきっかけに本格的に英語習得に乗り出し、女優のアンジェリーナ・ジョリー(44)に英語でインタビューした経験もある山下。今年のグラミー賞授賞式のWOWOW中継ゲストを務めたほか、昨年、邦画興収1位を記録した「劇場版コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―」の撮影後に約2か月間、米国に滞在するなどプライベートでも何度も渡米。昨年の4年ぶりオリジナルアルバムに全編英語曲も収録した。今作は、英語への取り組みの成果が存分に発揮できる願ってもない機会だ。

 撮影を前に、テレビ電話で制作スタッフと何度も連絡を取り合い、入念に準備を重ねている。「セリフとしての英語は心情や状況を理解し、たくさん練習した上でこそ自然と出てくるものだと思うので、しっかりと準備して挑みたい。共演者の皆さんも国際色豊か。最初は文化の壁もあるかもしれませんが、万国共通である“心”を通じ合わせて、作品を作っていきたい」と力を込めた。

 ◆実力派がズラリ

 山下と共演するのはドラマ「ペーパー・ハウス」のスペイン俳優アルバロ・モルテのほかに英女優キャサリン・オドネリー、米女優アメリア・ホイら海外で活躍するキャストら。スタッフは、脚本が映画「ラスト・デイズ」(13年)のアレックスとデビッドのパストール兄弟、演出は映画「記憶探偵と鍵のかかった少女」(14年)などのスペインのホルヘ・ドラド監督が務める。

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