かつて石原プロ解散を踏み止まらせた舘ひろしの男気発言

実は、故石原裕次郎さんの二十七回忌が2013年に営まれたが、その直前に石原プロ解散が内部で現実のこととして協議され、二十七回忌終わりで会社を畳むというところまで話は進んでいた。渡をはじめ、舘ひろし、神田正輝といったビッグネームや若手俳優については、それぞれのマネジャーが個人事務所をつくってマネジメントしていくという格好だった。

 所属俳優にその方向で相談したところ、舘ひろしが「じゃあ、自分は渡さんの事務所で一緒にやりたい」と言ったのだ。舘は、渡という存在が大きく、だからこそ石原プロで共に仕事をしてきたという思いがあり、どこまでも付いていくという気持ちだったそうだ。



となると、若手の俳優たちまで、一緒に連れていってくれと言いだす。そこで神田正輝は「それじゃあ、俺ひとりが出ていくみたいじゃないか。それは勘弁してくれ」というわけで、全会一致で石原プロのままでいいとなったそうだ。その図式は現在も変わりないのだから、僕は解散というのにあまり現実味を感じられないのだ。

 以前、舘がこんな話をしたことがある。

「渡さんが『若手が挨拶も含めてなってない。おまえが厳重注意しておけ』と言ったので、若手にキツく説教していたんだ。そこへ渡さんがやってきて、『何を厳しいことを言ってるんだ。みんな、もういいよ』って優しいんだよ。俺の立場はどうなるんだ」

 こうボヤいてみせた。だが、その時の舘の表情が、うれしくてたまらないという感じで、いい関係なんだろうなと思わせた。

 舘は最近のドラマでも全力疾走するシーンを軽々とこなし、次々にドラマ出演を続けている。神田も生番組の司会を長年続けながらもドラマ出演。若手といわれる俳優らも映画、ドラマ、舞台などに顔を出し、仕事が途切れないのだから解散など考えなくていいだろう。


 今回の解散話は、昔、話し合われたことが情報だけひとり歩きしていることと、今年が故石原裕次郎さんの三十三回忌(一般的には弔い上げ)にあたることなどから、噂として流れてきたものではなかろうか。石原軍団と言われた結束の強さは、今も変わっていないのだから、このままだろう。


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